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メタボって病気?
メタボをチェック
メタボの治療
メタボって病気?
肥満で高血圧の人は注意が必要なのがメタボリックシンドロームで、症状が軽度でも動脈硬化が進行していきます。ここでは、メタボリックシンドロームについて紹介していきます。

動脈硬化を進行させるもうひとつのメカニズム
高血圧の症状が継続すると、同時に動脈硬化も進むことはよく知られています。近年ではこれとは別に、高血圧を含む危険因子が複数重なることで、動脈硬化が進行することが指摘されています。つまり、血圧が高い状態から動脈硬化が進むには、高血圧が主要因として起こるものと複数の生活習慣病が重なることで、それらの影響関係によって起こる血管の硬化 (メタボリック・シンドローム)の2つのルートがあります。このため、動脈硬化を防ぐには、他の生活習慣病にも注意が必要となります。

軽度の症状でも油断は禁物
メタボリック・シンドロームには4つの危険因子が存在します。その中で、内臓の周囲に脂肪がたまる内臓脂肪塑肥満が基本的な診断になります。その他の3つの危険因子は、高血圧、高血糖、脂質異常で、これらの生活習慣病が重なることで、単独の症状としては比較的軽い境界型でも、動脈硬化の危険性が増すと考えられています。以前は、単独の病気の症状が軽いものであれば、一般に注意を促すだけの臨床対応でしたが、メタボリック・シンドロームの診断基準から、比較的軽度の危険因子を複数かかえている人であっても療養を行い、それぞれの病気自体の改善を行いつつ、動脈硬化の進行を予防して いくことが重要となっております。

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メタボをチェック
以下のチェック項目の肥満が+2項目以上だとメタポリツク・シンドロームに該当します。
Check point1
肥満(腹囲⇒男性85cm以上 女性90cm以上)
肥満度の体格指数BMlは用いず、おへその高さの腹回りを計測します。このとき、胴の細い部分ではなく、おへその周囲を測定するよう、注意しましょう。

Check point2
高血圧(最大血圧・収縮期)⇒130mmhgまたは最小血圧・拡張期)⇒85mmhg以上

Check point3
高血圧領域は、140/90mmHg以上ですが、境界型(正常高値血圧)から危険域に入ります。

Check point4
脂質異常(中性脂肪⇒150mg/d?以上またはHDLコレステロール⇒40mg/d?未満)
「悪玉」のLDLコレステロールではなく、中性脂肪とHDLコレステロールのほうが、他の生活習慣病との関係が強いため、このどちらかで診断します。

Check point5
高血糖(糖尿病)(空腹時血糖値⇒110mg/d?以上)
糖尿病は、空腹時に血糖値が126mg/d?以上の場合のことを指しています。また、110mg/d?以上は、糖尿病予備群から危険域に入ります。
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メタボの治療
メタボリツク・シンドロームの治療の内臓脂肪型肥満の改善が基本となっております。内臓脂肪型肥満では、肥満細胞から糖代謝に関わるホルモンであるインスリンの働きを抑制する物質が分泌され、インスリン抵抗性を生じることで、高血糖になります。また、血液中の中性脂肪が増加するまめ、高脂血症が引き起こされます。さらに、インスリン抵抗性の状態が継続すると、血糖値を抑えようとしてインスリンの分泌が過剰になるため、血液中のインスリン濃度が高くなる「高インスリン血症」が起こります。「高インスリン血症」になると、腎臓でのナトリウムの再吸収が促進されるため、循環血液量が増えて血圧が上昇し、これが長く続くと高血圧になります。このように、内臓脂肪型肥満は、インスリン抵抗性と高インスリン血症を通して、高血糖、脂質異常、高血圧を引き起こします。この連鎖の悪循環を防ぐには、その原因ともなる内臓脂肪型肥満を、適度な運動や食生活の改善によって見直していくことが重要になります。


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